星宮神社

匝瑳市八日市場ハ162 (平成22年8月4日)

東経140度33分24.05秒、北緯35度42分14.68秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
JR八日市場駅より北へ徒歩15分程の所、敬愛大八日市場高校、愛宕神社の東側に鎮座しています。社殿の前の石段は樹(御神木?)によって左側が少し持ち上がっています。社殿の前には狛犬ではなく石が置かれていました。

御祭神 天之御中主命。いまさらですが、天の真ん中の神(北極星)
創建は建久3年(1192)とされる。領主千葉一族の崇敬をあつめ古くは「妙見宮」として慈眼院が別当寺を勤めるも、明治の神仏分離によって「星宮神社」と改称し、現在に至る。現在の社殿は正徳4年(1714)再建を昭和58年に改修したものである。

当神社の創建は神社記録その他資料によると建久三年(1192)とある。
往古台地の山裾に居を構えた篭部田部落が大きく集団化に際し高地を選定社殿を造築。鎮守として天御中主命を奉斎したものと考察される。爾来領主千葉一族の崇敬も極めて厚く、地頭の代参、友族の参詣も数多く、古くは妙見宮と称し慈眼院が別当を勤めるが明治六年太政官達により星宮神社と改称、現在に至る。
現社殿は正徳四年(1714)の建造で流れ造りの代表的なものであるが、近年腐朽甚だしく速刻(即刻?)修復を要する状況のため、宮司氏子総代等関係者協議。唯一の文化財としての社殿を保存し、祖先の魂として子孫に伝えるべく昭和五十八年四月総意を以て修復を決議。工事委員会を組織、氏子一同の敬神と協力をもとに社殿のの全面修復、玉垣の拡張、子供神輿の新調等、工費七百五拾万円を以て同年六月着工、十月二十三日完工。遷宮祭執行の運びと共に完成を記念し工事の概要と協賛者各位の御芳名を刻し宏大なる神徳を後世に伝えるものである。
星宮神社御修復祈念碑より。

参道入口と鳥居

参道

覆屋

本殿


甲子神社(キノエネジンジャ)子細不明。星宮神社の脇の長い急な石段を登った所に鎮座しています。御祭神は大国主命。社額には「甲子大国天」とあります。

地図を見ると、星宮神社の右手奥に、さらに石段が延びており、甲子神社となっています。両社の関係はよくわからないようです。

甲子神社参道

拝殿

本殿

社殿の脇の建物はまだ新しい、中をのぞいたが分からず。雰囲気としては臨時の社務所という感じ。前の板を倒せばお守りなどを置くのに丁度いい。祭りの後のようだ。妙見さまより大国さまのほうが人気あるのかな・・・