亀甲萬琴平神社

野田市野田339 (令和7年2月10日)

東経139度52分00.28秒、北緯35度56分29.00秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
東武野田線野田市駅から西に約700mで、キッコーマン中央研究所の西隣に鎮座しています。

この日にやって来た理由は、毎月の10日と11月9日だけしかお参り出来ないからです。それゆえに難易度の高い神社ですね。しかし天気が良すぎて太陽光線強すぎたので、写真撮影には余り向かない日になってしまいました。

御祭神 大物主神

由緒
琴平神社は今から220年前寛政元年(1789)、柏屋家二代当主が、讃岐の金毘羅宮に参籠、腕香と称して腕の肉を裂き、香りを詰めて火を点ずるという荒行をして、その苦痛に絶えながら柏屋家をはじめ、茂木・高梨一族並びに野田住民が一蓮托生、共に末永く繁栄するように誓願し、金毘羅宮の御分霊を邸内神として奉祀することが許されたものと伝えられています。本殿、内陣社、手水舎が明治5年(申年 さる年)11月10日に現在の場所に再建されました。そこで毎年11月10日に例祭を行なうことになったわけです。神社は当初邸内神であったため一般の人は参拝出来ませんでしたが、次第に参拝を希望する人が増えたため、明治政府に「一般人の参拝を許していただきたい」と誓願して、明治11年に一般人参拝許可を受けて以来、多くの人々が参拝し、市民から崇敬されてきました。明治29年には絵馬殿が増設されましたが、明治41年の野田大火で神社へ被害を受け、現在の神社はこの大火後再建されたものであります。
(以上 琴平神社由緒書より)

神社入口。普段はゲートが閉まってます。右側がキッコーマン中央研究所。

一の鳥居

鳥居と玉垣

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和7年(1932)11月10日建立)

二の鳥居

象頭山神額

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)明治41年の火災には遭って無さそうなので、これは大正か昭和の狛犬かな?

石灯篭

二宮金次郎像と石灯篭

手水舎。明治五年の手水石。

神楽殿。こんな形状のガラス張りの神楽殿は初めて見た。

人面の懸魚

七重の塔

額殿と神額

奉納額

蔵。蔵の多い野田の街ですので、珍しくはありません。

銅製灯篭

狛犬のレリーフ

社殿

神額


昭和三十一年奉納の天水桶。天狗の団扇の付いた天水桶。

波と亀

向拝上部

左木鼻

カラス天狗の彫刻は初めて見た。

天狗の羽団扇