八幡神社

茂原市茂原196(平成21年3月15日)

東経140度17分36.03秒、北緯35度25分25.54秒に鎮座。

 この神社は茂原市役所のすぐ南東に鎮座し、市街地にありながら静かな佇まいの神社でした。入口は卍の彫られた白い塀が建ち、明神鳥居の奥正面に千鳥破風と唐破風の付いた屋根の大きな拝殿が建っています。その拝殿に至る参道右側には御神木・夫婦欅が堂々とした姿で聳え、その根元には境内社:三峯神社が祀られています。参道左側には御神水があり、旧御神木の切り株が置かれています。切り株には注連縄が張られ、間近に見るその大きさには切り株といえども圧倒される感があります。本殿左側には境内社:御嶽神社も祀られていました。

 御祭神:誉田別命
 祭礼日:歳旦祭・1月1日、鎮火祭・1月14日、節分祭・2月3日又は4日、祈念祭・2月17日、春季例祭・4月15日、秋季例祭・9月15日、七五三詣祈祷・11月15日
 境内社:三峯神社、御嶽神社
 由緒:境内の碑文には「明治3年建立の社殿は、平成7年不審火により本殿と神輿が焼失。現社殿は平成10年竣工。」とありますが、創建時期などの由緒の記述はありませんでした。
 9月15日の茂原秋まつりは、市内の茂原八幡神社と高師八幡神社の神輿が集結し激しくももみ合う勇壮な合同渡御です。当日は午後3時頃から高師八幡神社の神輿二基と茂原八幡神社の神輿が駅前に集結、市内を練り歩き、和太鼓の演奏もあるそうです。

社頭
明神鳥居と境内
拝殿
拝殿向拝彫刻・親子龍
拝殿木鼻・狛犬
拝殿内の様子
本殿鞘堂
境内社:御嶽神社
境内社:三峯神社
御神水 旧御神木の切り株
御神木・夫婦欅
拝殿前から入口を振り返る