諏訪神社

木更津市下内橋1(平成18年12月17日)

 この神社は国道410号線に面して鎮座しています。道路より少し盛り土がしてある境内はすっきりとした感じで、平入りの拝殿と本殿覆い屋はモルタル造りで、その覆い屋の中に流造りの本殿が鎮座していました。又、境内右奥には沢山の末社などが祀られています。
 御祭神:建御名方命、八坂刀売命
 由緒:諏訪信仰は上総の国には鎌倉時代に渡来した武田一族の守り神として渡り、この社の創建は宝永7年(1710)に地頭・酒井雅楽、頭代官・沖田左五兵衛により奉幣されました。現在の本殿は明治27年再建で、明治44年、八幡神社(誉田別命)、日枝神社(大山咋神)を合祀し、大正9年馬来田村社として祀り、その後昭和20年、下内橋・赤坂地区の氏神として信仰されてきました。(案内には八幡神社と日枝神社の御祭神は反対に書かれています。)
 宮司さんと禰宜さんの名が千葉某とありますが、千葉一族の末裔なのかしら?と興味がわきました。

神社入口
明治25年生まれの江戸狛犬。
秀麗で整った、何処から見ても隙のない江戸狛犬の典型のような良い出来の狛犬です。
知的な顔つきで、毛の流れがスムーズ、尾は完全に下がり、その後左右に流されています。
(明治25年3月建立)
拝殿と本殿覆い屋 本殿
境内右側の青面金剛像と板碑、末社
境内社 青面金剛像
お地蔵様
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