諏訪神社

君津市大井戸627(平成19年2月11日)

 この神社は92号線沿いによく目立つ大鳥居が建ち、その後200m程一般道と兼用している参道が続きます。神社の後方は比高80mほどの山上に上大月城址があり、今でも鬱蒼とした森となっています。その森を背景に落ち着いた雰囲気の神社ですが、案内が無く、創建・由緒は不明です。御祭神はもちろん健御名方命でしょう。君津市には白山、八幡、山などの神社は沢山鎮座し、関東では結構マイナーな八雲神社等も見かけますが、諏訪神社はとても少数派のようですね。

92号線沿いの大鳥居 神社遠景
社号標「村社 諏訪神社」 神社入口
安政5年(1858)生まれの子だくさん江戸狛犬。
阿は二匹、吽は一匹の子狛が居ます。
阿の小さい子狛は授乳中で、背中に乗った子狛はのんびりとした感じの子です。
吽の子狛は悪戯そうで一人前に構えていますが、親に優しく諭されているようです。
親狛は老成した感じで穏やかさが感じられますが、鬣や尾の渦が大きく毛の流れも長く滑らかです。
狛犬の拡大写真はこちらで


(安政5年(1858)春吉祥日建立)
拝殿 本殿
末社三社 境内の様子