君津市貞元137(平成19年2月4日)
この神社は158号線の杢師の信号から小糸川に架かる君津新橋を渡り600m程進むと左奥に鎮守の杜と白い鳥居が見えてきます。地図には太字で記載してあるので、由緒のある神社なのかも知れませんが、生憎創建も由緒も不明です。祭礼は10月15日、御祭神は誉田別命です。
この社の南には地名の由来となった市指定文化財・貞元(ていげん)親王のお墓があります。貞元親王とは清和天皇の第三皇子で、都からこの地に移り住んだといわれています。伝承によれば、「阿万」という名の宮仕えをしていた女性を追ってきたともいわれ、貞元親王とこの女性の子孫だといわれる家も存在しているそうで、親王のお墓はその家の先祖が江戸時代の延宝年間(1673〜80)に建てたものだそうです。
神社遠景 | |
社号標「村社 八幡神社」 | 境内の様子と鳥居 |
拝殿 | 本殿 |
拝殿と本殿の間にいた狛犬二対 手前の明治26年生まれの江戸流れは、 吽の顔が欠けているためか阿吽の位置を反対にして、 後ろ向きに置かれています。 |
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寛延4年(1751)生まれの小熊の様な体格の狛犬です。 吽は首が取れたのを補修してあります。 垂れ耳で短い鬣が薄い線で渦巻いたり流してあります。 身体に似合わずワラビの様な可愛い尻尾が身体に張り付いているのがご愛敬。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(寛延4年(1751)卯月吉祥日建立) | |
明治26年生まれの江戸流れです。 吽の顔が欠けているためか阿吽の位置を反対にして、後ろ向きに置かれています。 装飾的な狛犬ですが、損傷が激しく残念です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(明治26年2月15日建立) | |
末社三社 | 境内社 |
末社三社 | ご神木 |
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