柏市大井1756 (平成23年8月28日)
東経140度0分29秒、北緯35度50分57.46秒に鎮座。
【神社情報・1948さんより】
柏駅から県道51号線を名戸ヶ谷方面に向かうと二股の分かれ道になります。左に折れ(県道285)進みますと大津川に出ます。
この辺を「香取の海」@より引用すると「あたりは広々とした田園風景になる。南方面の沼南町大井と北方面柏市戸張は丘になっている。中央は低く手賀沼に通じており、古代は「香取の海」に続き、ここまで水が引き寄せていたのがわかる。」。大津川を渡り、国道16号を横切り進みますと道は右に曲がります。そこの左に曲がる細い道を進み北上すると赤い鳥居が見えてきます。
私は戸張香取神社から南下し大井香取神社を訪れ、途中広々とした田園風景を楽しみました。境内の古木は壮観です。拝殿の前面はガラス張りで中が良く見えます。これで旧本殿が見られれば文句無しなのですが。
御祭神 経津主命
御由緒
手賀沼の南側に広がる大井新田は、明治時代から昭和にかけて開拓された田畑で、その中を流れる大津川を溯ると右側が柏市戸張(戸張香取神社があります)で、左側が沼南町の大井地区(現在は柏市大井、町中では旧町名の表示がまだ残っていました)となる。
神社の創建は元和5(1651)2月と伝えられている。75年に建てられた新造の社殿は鉄筋コンクリートで、その中に旧本殿が鎮座されてある。
町史の史料によれば「正面左右丹に7個の紋章が彫られている」とある。これは、当地区の先住者7戸の紋章であって、彼らが最初に当神社の遷宮をなしたことに由来するという。
「7戸の者は、佐原の香取神宮より船で渡来し、字上納屋の辺りに到着し産土に入った」と伝えられている。
「香取の海」と神社 J 千葉日報 より抜粋
一の鳥居
参道
参道途中の岡崎型狛犬 | |
(昭和60年(1985)4月吉日建立) |
二の鳥居
拝殿
拝殿前、素朴な江戸流れ | |
(明治34年(1901)11月吉日建立) |
拝殿内部
拝殿内の神殿狛犬。しかし中国の獅子のように見えます。 | |
こちらは純和風の神殿狛犬 | |
本殿
子安社、稲荷社、天神社
大杉社 | 春日社 |
大杉大明神、第六天社、石神大明神
引退した手水鉢(文化3年11月吉日)
御神木・石碑