郷源(こうげん)

富津市東大和田12 (令和7年7月12日)

東経139度56分19.26秒、北緯35度12分52.02秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
国道465号線の関尻Y字路から東に465号線を580m程進み橋を渡ったら直ぐ右折。そこから細い道を340mで寺入口です。大樟の下に駐車場あり。

17年ほど前に一度訪れてる寺だが、その時は寺嫌いな人と行ったので、余り時間を割けなかったから再訪することにした。劣化気味の狛犬さんは健在で一安心でした。千葉県指定天然記念物の「環の大楠」で知られているお寺です。

御本尊 千手観世音菩薩、宗派 真言宗智山派、山号 松嶺山

由緒
興源寺は松嶺山吉祥院と号する真言宗智山派の寺で、室町時代初期の応永年間(1394〜1428)の開基と伝える。・・・・
境内由緒書き より。

参道入口

石段

狛犬と山門

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

手水石(明治三十三年四月八日 石工 島野庄吉さん)

石灯篭(安永六丁酉天八月吉祥)

山門・境内からの山門

本堂


鐘楼

板碑。左が富津市指定有形文化財の板碑。身部に阿弥陀三尊と思われる種子が陰刻されている。正長元年(あるいは2年)(1428〜1429)の紀年銘がある。

種子(しゅじ、[ビージャークシャラ] 英: bijakshara)は密教において、仏尊を象徴する一音節の呪文(真言)。チベット密教ではサポン(蔵: sa bon)と訳される。種子真言(しゅじしんごん)ともいう。
ウィキペディア より

石仏群

大樟。主幹は枯死したが、脇の二本の勢いはある。根元に不動明王像が鎮座。昔はここに板碑があったそうだ。

県指定天然記念物の第一号として指定された6件の内の一つ。
下の駐車場から見たら、上から見るより勢いがあった大樟。

大樟の幹は大きく空洞となっている。以前その中には、ほぼ中央から二つに割れた板碑があったとされるが、その後、境内に登る石段の右側に移され、さらに本堂前へと移されて現在に至っている。