園生(そんのう)神社

千葉市稲毛区園生町 (平成20年4月6日) (平成23年9月18日)

この神社は、稲毛区役所の北1km程の辺り、団地やマンションが立ち並ぶ住宅地に鎮座しております。都心へ通勤可能なこの辺りは、首都圏のベッドタウンとして発展した所ですが、嘗ては、起伏の多い台地で農業には適さない場所であったと思われます。今でこそ金蔵院は極小規模な寺院ですが江戸時代は、大寺院であったようです。すぐ隣の園生神社は拝殿で、此処より北350m程の辺りに本殿がある位です。社地が広い神社は時々ありますが、拝殿と本殿がここまで離れているのは初めてです。平成20年4月に参拝された狛犬「小僧さん」が別々の神社かと勘違いしたのも大いに頷けます。

【神社情報・1948さんより】
県道72号線のバス停「園生」(JR稲毛駅ーさつきが丘団地)の直ぐ近くに3本道の交差点があります。北東への細い道を行きますと本殿へ、南東の道を行きますと拝殿へ行けます。

金蔵院裏山に園生城跡があります。城跡の北300m程の所に妙見社(現、園生神社本殿)があるので千葉一族の城と思われます。その城跡に現、園生神社拝殿が鎮座しています。本殿と拝殿が直線で300m以上はなれています。別々の独立した神社ではありません。旧園生村の総鎮守です。現在は登渡神社の宮司さんが兼務しています。

御祭神 主神:天御中主命(北辰妙見尊星王) 配神は写真を見てください。(多すぎる)

御由緒 創建年代不詳。明治41年12月18日、同所無格社7社大神と日枝神社を本社に合祀する。
千葉県神社庁 神社のひろば より

園生村の旧集落は金蔵院付近の台地下に所在する。金蔵院裏山の園生城跡には妙見社(園生神社)がある。裏山北の奥宮のある場所がもとの位置である。妙見菩薩はいうまでもなく千葉氏が崇拝した神仏である。

拝殿と金蔵院

本宮

御祭礼