諏訪神社

横手市大屋寺内堀ノ内(平成22年8月19日)

東経140度33分45.84秒、北緯39度16分16.74秒に鎮座。

 この神社は栄小学校の東に隣接して鎮座しています。道路が二股に分かれる角に入口があり、こんもりとした森の前に社名が書かれた幟旗が立っていました。社殿も開け放たれ、人がいたのでもしかしたら例祭日かもしれません。
 入口に立つ両部鳥居を潜ると石段の参道が境内まで続きます。境内正面には小振りながら元々は茅葺屋根だったと思われる重厚な社殿が建立され、四隅の組み物の上から睨みをきかしている力士達が居るはずでしたが、どうしたわけか2体しか見えません。氏子さんと思しき方にお聞きしたところ、「つい最近の強風で2体は落ちて壊れてしまい大工さんに修理に出している。」とのお答え。大事に考えてくださっているのを知って一安心。

 御祭神:建御名方大神
 祭礼日:8月19日?
 由緒:元々は大屋寺内郷の肝煎りだった堀江家の氏神だったとされ、現在の美郷町六郷にある秋田諏訪神社の分霊を勧請したものです。社殿は文化13年(1816)に建立されました。
(サイト「秋田建築力士像」より)

社頭
入口に立つ両部鳥居
石段参道と境内入り口
境内の様子
社殿
目抜き彫刻・龍
木鼻・狛犬と象
蟇股
社殿四隅の組み物の上から睨みをきかしている力士達
最近まで4体の力士さん達がいたのですが、強風のため2体が壊れ、ただいま修理に出してあるそうです。左側の力士さんも組み物から落ちかかっており、紐でぶら下がっている状態でしたので、写真は上下反転してあります。