忠猫(ちゅうびょう)神社

横手市平鹿町浅舞蒋沼135-4 (令和7年7月27日)

東経140度29分37.99秒、北緯39度15分28.50秒に鎮座。

この神社は、JR奥羽本線・醍醐駅の西北西4km程の辺り、浅舞蒋沼の街中、忠義な猫資料館内に鎮座しております。

御祭神 忠義な猫

由緒
平鹿郡浅舞村の伊勢多右衛門は、慈善家として名高い大地主でした。
凶作などの時、困窮した民衆を救うため、感恩講(民間救助機関)を組織し、倉庫に米を備蓄していました。人々に憩いの場を提供するため、私財を投じて浅舞公園の工事も進めました。
だが、野ねずみが大量に発生し、倉庫の米を食いあさり、公園の樹木や側溝、堤を破損させるなど、大規模な被害がでました。多右衛門は深く憂えました。すると、多右衛門が飼っているメス猫が、主人の願いをくんでねずみを退治しました。
明治40年(1907)2月15日、猫は13歳で亡くなるまで、日夜ねずみ退治に明け暮れたのでした。こうして民衆の命を守る感恩講の米は守られ、浅舞公園も完成しました。
多右衛門は、世に稀な、この忠義な猫の功績を後世に末永く伝えたくて、愛する猫の姿を彫った石碑を建立したのでした。
境内由緒書き より。

忠義な猫資料館

入口

内部

神社正面

忠猫の碑

猫猫・・・・猫

授与所