山神社

男鹿市福川福川26 (令和7年8月4日)

東経139度55分28.33秒、北緯39度56分56.33秒に鎮座。

この神社は福川地区の西部浄水路近くに鎮座しています。道路から極細い参道を入ると手前に公民館が建ち、明るい境内奥に狛犬が二対、その更に奥に社殿が建っています。そして境内脇には三吉大神像や庚申塔等が纏められていました。

御祭神 大山祇命・天照皇大神・青龍大神

由緒
古老の言い伝えによれば、創立は貞和年間という。福川開発当時大山祇命を祀っていた祠があり、尚その時代の遺物もある。
高さ約2尺幅1尺5寸三角型の石碑が境内に現存している。昔より農家の雨乞祈祷の後、此の碑を泥中に埋め水をかける風習が今尚村に残り、旱天雨乞にこの神事を行うことより考察すれば、貞和年間の創立は想像するに足る。
文化3年10月大願主肝煎吉田吉右衛門山神堂一宇建立。明治7年10月30日社殿修復。明治34年9月12日本殿拝殿屋根葺替。明治42年9月27日神明社・青龍神社を合併し、青龍神社拝殿を現在地に移転して拝殿となし、神殿を取付け建立し遷宮合祀祭を執行す。昭和44年社殿古朽により再建す。
秋田県神社庁公式サイト より。

参道入口。左手に立つのは菅江真澄の道福川。右手は福川バス停。

境内

鳥居

手前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

後側の狛犬。拡大写真はこちら。

(文久2年(1862)3月16日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


三吉大神像

庚申塔等

七庚申等